一枚目の写真は7月末の小屋前の様子です
ヤナギランが咲き始め いよいよ夏真っ盛りといったところです
昨今の気象条件の影響でしょうか マツムシソウの開花も幾分早いようです
沢は渇水気味とのことで 心なしか大滝から落ちる水にも今ひとつ勢いが無いようです
渇水というと 釣りの方々には沢の水量が気になるところでしょうが
みんなの心配をよそに 小屋周辺のいわなたちは至って元気なようで
毎日のように追ってくる釣り人を のらりくらりと笑いながらいなして暮らしている様です
そんないわなたちは盆が過ぎるとそろそろ産卵の準備にかかります
短い山釣のシーズンが 当に短かったとしみじみ感じいる頃ですね
こうなってくると釣人の心もちも少々複雑です
いったいぜんたい何が複雑なのかと云いますと
そんないわなを釣っていいものかという良心のような気持と
もう少しだけ釣らせて欲しいといった 当に欲との戦が この時季になるとそれが始まるのです
だから立秋だの盆だのを過ぎると なんとなく切なくなるものです
とにかく高山のいわな釣の時季というのは本当に短いのです
だからこそ 皆が夢中になって そんな処のいわなを狙うのかもしれませんね
今年も昨年同様に “いわな美人写真コンテスト” を開催いたします
応募の要項は昨年と同様ですので 皆さまふるってご応募してください
詳しい応募要項は追ってお知らせいたします
花の話題に戻りますが ここからは8月中旬の花の写真です
トリカブトやヤナギランは盛りを迎えているようです
マツムシソウは残念ながら見頃を終えたようですが
まだしっかりと花をつけて 虫たちを集めているようです
小屋開けがほんの何週間か前だったのに 早いもので夏が一気に過ぎ去りそうです
そんな訳で 気がつけばシーズンも残すところ半分と少しといった所まで来てしまいました
でも安心してくださいまだ半分あります
それに秋も素晴らしいですよ
両俣は
(全ての画像 : NPO両俣竜胆愛好会会員提供)