夏の山小屋

0730_1
一枚目の写真は7月末の小屋前の様子です

ヤナギランが咲き始め いよいよ夏真っ盛りといったところです

0730_2

昨今の気象条件の影響でしょうか マツムシソウの開花も幾分早いようです

0810_1

沢は渇水気味とのことで 心なしか大滝から落ちる水にも今ひとつ勢いが無いようです

渇水というと 釣りの方々には沢の水量が気になるところでしょうが

みんなの心配をよそに 小屋周辺のいわなたちは至って元気なようで

毎日のように追ってくる釣り人を のらりくらりと笑いながらいなして暮らしている様です

そんないわなたちは盆が過ぎるとそろそろ産卵の準備にかかります

短い山釣のシーズンが 当に短かったとしみじみ感じいる頃ですね

こうなってくると釣人の心もちも少々複雑です

いったいぜんたい何が複雑なのかと云いますと

そんないわなを釣っていいものかという良心のような気持と

もう少しだけ釣らせて欲しいといった 当に欲との戦が この時季になるとそれが始まるのです

だから立秋だの盆だのを過ぎると なんとなく切なくなるものです

とにかく高山のいわな釣の時季というのは本当に短いのです

だからこそ 皆が夢中になって そんな処のいわなを狙うのかもしれませんね

今年も昨年同様に “いわな美人写真コンテスト” を開催いたします

応募の要項は昨年と同様ですので 皆さまふるってご応募してください

詳しい応募要項は追ってお知らせいたします

P7302205

花の話題に戻りますが ここからは8月中旬の花の写真です

トリカブトやヤナギランは盛りを迎えているようです

P7302207

マツムシソウは残念ながら見頃を終えたようですが

まだしっかりと花をつけて 虫たちを集めているようです

0812

小屋開けがほんの何週間か前だったのに 早いもので夏が一気に過ぎ去りそうです

 そんな訳で 気がつけばシーズンも残すところ半分と少しといった所まで来てしまいました

でも安心してくださいまだ半分あります

それに秋も素晴らしいですよ

両俣は

(全ての画像 : NPO両俣竜胆愛好会会員提供)